会長挨拶

第24回日本病院総合診療医学会学術総会
会長 足立 智英
東京都済生会中央病院 総合診療内科 部長

 この度、第24回日本病院総合診療医学会学術総会の会長を仰せつかることになり、2022年2月26日(土)、27日(日)の2日間、東京都墨田区のKFC Hall & Roomsにて開催する運びとなりました。ここに謹んでご挨拶申し上げます。

 本総会でのメインテーマは、病院総合診療Next stage -総合診療専門医を迎えて- としました。2021年12月には新専門医制度のもとで基本診療科として設けられた総合診療科で最初の総合診療専門医が誕生します。今までの総合診療は内科、外科などの診療科をベースとした医師が医療における総合診療の重要性、価値を見出し取り組み発展させてきました。その場所は本学会が主体としている病院、地域の診療所での家庭医療など様々ですが、そこに総合診療を基本として学んできた新たな総合診療専門医を迎え、都市、地方、病院、地域のフィールドを含めた地域医療で新たな化学反応が起き、日本の総合診療をさらに発展させていくことができると考えております。このように総合診療が展開されていく新たな一歩を踏み出す時であり、病院総合診療をnext stageへ進めるという視点からプログラムを計画しております。

 病院総合診療は病院だけで成り立つものではなく、病院、診療所、それを取り巻く地域社会があって初めて成り立つものです。総合診療で必要な知識・情報の共有、地域医療と病院総合診療の連携、病院総合診療での総合診療専門医の役割などを中心として、多彩なシンポジウム、教育講演、症例検討会などを企画する予定です。このような構想のもと、本学術集会を是非とも成功させたく、現在開催に向けて関係者一同準備に取り組んでいるところであります。

 COVID-19の感染状況が予断を許さない状況ではございますが、可能な限り現地でのディスカッションを含めた開催形式を模索したいと考えております。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

第24回日本病院総合診療医学会学術総会